[その後に続くのは、ローランドとクリフが率いる騎兵の部隊。
葦毛の愛馬に跨り、
腰には愛用の長剣を差している。
クリフには華冑公婿のような華やかさは無い。
その身に抱くのは、騎士としての誇りとその象徴としての威光だ]
[騎兵の後ろには工兵が続く。
運ぶのは投石器が2基と、その弾となる岩。
重々しい音を響かせる投石器は、最終的にその矛先が王都に向かわないような位置で配置される。
攻城兵器であるが、今回の目的は攻城ではないからだ]
[もうしばらく進めば王国軍の先鋒>>56と遭遇の伝令がやってくるだろう。
走る緊張にクリフは口端を引き絞った*]