おはようございます。
[毎朝恒例になりつつあるカスパル少尉との朝食。
いつもは向かい側に座るのが、今日は隣に座られ]
…失礼しました。
[フォークを取り落とした。]
『気分の良い話ではないからな。あまり首を突っ込まないほうがいいぞ』>>29
[気を取り直して咀嚼していると、低い声で忠告を受ける。
記憶の片鱗>>23を見たおかげか、気がおかしくなりそうな心臓の自己主張は、もう無い]
…現場検証でも行かれたんですか?
[幸い、僕の痕跡は気づかれなかったようだ。しれっと返事を返す。真実を話してくれたか、ごまかされたか]
…少尉。
運命は、変えられませんか?
変えようとあがくのは…愚かでしょうか。
[ふと口をついて出た言葉に、カスパルは答えただろうか]