人狼物語−薔薇の下国

479 月夜に吼える獣の宴


黒耀狼 ディーク

― スラム街・屋根の上 ―

[身軽に駆けていた足がふ、と止まる。
相変わらず駆けてもかけても、風景は大きく動かない]

ほんっと、やることなす事うっとおしいよなぁ。

[ぽつ、と呟きつつ、思い返すのは先ほどのやり取り。
迷惑かけられてる、という言葉>>42には、苦笑を返すしかできなかった。

聞いた話、自分の家というのはやたら『獣神』に縁がある家系らしい。
自分もその関係で子供の頃から追い回され──まあ、そのおかげで色々鍛えられもしたが、正直、迷惑以外の何物でもなかった。

今回、自分がこうして巻き込まれたのが偶然か意図かはわからないが]

ほんっと、いい加減にしてほしーよなー。

[行きつくところは結局そこだった]

(61) 2017/04/30(Sun) 00:53:20

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