人狼物語−薔薇の下国

477 【R18完RP村】暁天はかく語りき、


【3】rāst-dorūsh ソマリ

[普段よりも幾分か低く押し込められた言葉が辛かった。>>57]

  …… あぁ、分かるさ、嫌でも。
  そういう事だろうってのは、…分かるさ。

[言われなくとも分かっていた筈だ。
それでも、白状に似たような事をしてほしかった訳でもない筈だ。]

  ……… それは。
  今は…、… 今のままなら無理だろう。
  王子の不足故ではなく、
  臣下と軍部、民衆の意識故に恐らくは。

[永く平和を享受した弊害として、それを「当たり前」としか取れない国民に、先見の明が備わる筈がない。
いつか内部分裂を起こさないとも限らないだろう。

だから、この答えは歯切れが悪かった。
そのまま目線が他所へ流れた隙に寄せられた口が、言葉を紡ぎ、それは嫌に重々しく響いた気がした。]

(61) 2017/04/21(Fri) 04:25:03

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