[ 駆ける馬上、やがて真っ先に視界に入ったのは魔物達と対峙するフランツの姿>>48 ]フランツ!![ 数に勝る魔物に連接棍ひとつで立ち向かう様子に、思わず案じる声を上げるが、加勢に駆けつけるには堀が間を阻む。彼が背にする壁の上から援護の矢が放たれているのを目にすれば、軽く唇を噛んで ]無理して、親父さん達を泣かせるなよ![ 駆け抜けざま堀を挟んで投げた声は届いたかどうか ]