[私からの言葉にはくすりと笑い、言葉を濁す彼>>60。
それには、こくりと同意する]
そうですね。
自由に恋愛もできないですから、
このお見合いの行く末も、神のみぞ知る、
といった感じなのでしょうね。
[半ば、諦めがかかったような私の声は、相手にはどう伝わっただろうか。
自分には魅力がない。少なくとも、私は、そう思っている。
だから「あの人が少し気になる」と願った相手とも、この行く末に結ばれるかどうかなんて定かではないし、相手に選ばれる可能性なんてこれっぽっちも無いんじゃないか、そんな風に思えてきて。]
お互い、好みだと思った相手と、結ばれたら良いですね。
[ここは、お見合いなのだから。そして私も、恋天使としての役目をこの場で負う時間が、このあと近い将来、来るのだろうと*]