[ドロシーは手を振りながら中に入っていった。
こちらも手を振り返し、いなくなってから懐から煙草を取り出す。]
あんな子一人でパーティ参加なんて。
君のご主人は何を考えてるのかね。
[シュテラの方を見ながら問いかけてはいるが、実際は答えを羨望しているわけではない。
実際、何かしら意味があったとしてもこんな子に知らせてる訳はなさそうだからだ。
たばこを箱の中身を見ると残り1本しかなかった。はぁーと、たばこを取り出した後、くしゃと箱を握りつぶす。
その後、握りつぶした箱をシュテラに渡す。]
これの処分頼むわ。
あと、同じタバコを俺の部屋に持ってきてくれ。
[そう言い放った後、たばこを楽しむだろう。]