― 私掠艦隊 甲板 ―はぁい、お邪魔〜♪[死角を選んで鉤縄を掛けたというのもあるが、敵船員達はまさか女が一人で乗り込んでくるとは思っていなかったらしく揃って理解の追いつかない顔を浮かべていた。が、それもほんの数刻。すぐに我に返った船員の刃がこちらへと向かってくるのが見えた]あらやだ、野蛮〜。女一人に大人げないねぇ。[軽口たたきつつ、間合いを測りながら甲板上を移動して]