[>>7その頃に安否を問う声がかかっただろうか。]はい、私達も無事です。[そう応じると、ハンス達と見知らぬ青年のやり取りを後ろの方で聞いていた。彼への助力をする方向のようだ。皆に反対意見がないようならば、少女に断る理由はない。お人よし、に分類される性格をしていた。]私はグレートヒェン・プルファー。こちらはユリアです。私も微力ながらお手伝いをさせて頂きます。[微笑む少女の傍らでは、ゆるりと騎竜が首をもたげるように動いた。**]