人狼物語−薔薇の下国

497 堕天の服従試験


蒼眼の天使 カレル

  ―地上:ネロリの花咲く丘の上―

[ そんな天使が地上に舞い降りる事になったのは、
 神の命。
 管轄しやすい花咲く丘>>35で任を担っていた。

 天使はその場で花に恵を齎し
 また、人々に神の教えを説いていた。
 本来ならば下位の天使が行う仕事を担い、
 今日も今日とて花咲く場所で歌を口遊む。

 天使の羽根がひらりと舞う。
 陽光に照らされ光る金の髪は眩いほどに
 透けるような天色の瞳を縁取る睫毛も
 同じくして金で綴られていた。
 透けるような白磁の肌は赤には程遠く、
 純粋を示す白は穢れを知らない。

 天使は相変わらず白の手袋に両手を包みながら
 ふと、顔を上げた。 ]

(61) 2018/03/19(Mon) 01:41:27

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby