親切にしてくれてぇ、ありがとうですぅ。 私、目が悪いのでぇ、一緒に行ってくれると助かりますぅ。 本当にありがとうございましたぁ。[まったりのろのろとした口調でラフィに礼を述べれば。目の前に赤と青の何かがぶら下がっているのがぼんやりと見えてきて。] あれぇ? 入り口ってぇ、ここですかぁ? うーん……どうやら青い方はぁ、“男湯”みたいですぅ。[暖簾にかなり近付いて確認をしたら、ラフィに教えれば。自分は赤い方へ向かおうとするまえに、改めて礼を言って踵を返そうと。]