[意識が完全に消える間際。一つ伝え忘れていたことがあるな、とぼんやり思い返した](なあ。カミサマってのがただ存在を肯定し、受け入れてくれるだけのものなら。俺にとってはきっとお前らと過ごした時間が、それそのものだったんだ。――――あばよ、親友。)[それは、屍人の聲を聞くことが出来る彼に、最期の言葉として届いただろうか**]