― 少し前/屋台にて ―
[ 別れ際、ダーフィトから託された伝言に>>41青年はぱちりと瞬く。 ]
ああ、ミヒャエル・トロムリッツか、そういえば同じ同好会だっけ?
[ 成績優秀だった先輩騎竜師の弟であると同時に、同じ王国騎竜師団を目指して熱心にローランドの指導を受けている後輩として、その存在は青年も知っている。 ]
お前がそんな真面目なアドバイスするなんて、珍しいな。
分かった、可愛い後輩に、ちゃんと伝えてやるよ。
[ しっかり頷いて請け負えば、「いや、アドバイスってほどのもんじゃ、別に...」とか、もごもご言っていたが、にっこり笑顔でスルーしておいた。* ]