人狼物語−薔薇の下国

494 年末年始の飛んでる村【誰歓雑談再演可】


放浪者 セルウィン

む…!

[ 見惚れる暇もなく、揮った鞭の届かぬ位置で、騎手が漆黒の背を蹴って宙に飛び立った>>55
ほぼ真上…それも相当な至近から放たれた矢に対処するには、圧倒的に間合いが足りない。更に眼前に迫る黒狼の鋭い牙 ]

ちぃっ!!

[ 咄嗟に手にした炎の鞭を横薙ぎに揮う。
牙剥く狼を払い退け、同時に熱波で矢の勢いを削ごうと試みたが、鋭い牙はその炎さえ食い破るかのように鞭に食らいつき、いくらか速度を落としながらも、真っ直ぐに熱波を貫いた矢は背の右側…丁度翼の付け根あたりに突き立った ]

く…華焔…!

[ 呪言と共に、鞭から激しく吹き上がった複数の炎の華に、狼は食らいついた牙を離して距離を取り、背に刺さった矢は綺麗に燃え尽きる ]

(60) 2017/12/31(Sun) 21:01:39

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