人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


告死の影翼 シメオン

 ……ま、取りあえずは。

[空の一角、染みのように浮かぶ黒は、さすがに目立つ]

 黙示殿が本命を追えるように、支えに徹するとするか。

[その異様さに気付いて近づく翼に向けて、ふわり、投げつけるのは薄墨色の一華。
鋼に触れたそれは瞬時に弾け飛び、視界を覆う影となって場に広がった。
動きを鈍らせれば、すぐさま空舞う光の天使の標的となる。
後は任せた、と言わんばかりにそちらを顧みる事はなく、影はふわり、空を滑るように移動する。*]

(60) 2017/11/04(Sat) 19:02:27

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby