人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


雷華の僕 ルートヴィヒ

[戦いは苛烈を極め、戦舞台には氷雪と水火か猛り踊る。
少し距離を取った場所ですら、その冷気と熱を感じるのだから、実際の戦舞台ではどれほどであろう。

ぶるり、と背中が震えたのは、武者震い。
男の口元には、仄かな笑みが浮かぶ。

相も変わらず、男の視界に映るのは、赤とそれ以外の濃淡。
しかし、眼鏡の奥の眼差しは、鋭い。
男は、ふと、あることに気付き、そっとそれを口にする。]

(60) 2015/10/06(Tue) 17:24:33

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