人狼物語−薔薇の下国

541 グラムワーグ・サーガ 5 〜呪歌、今まさに絶えんとする時


魔法学園生 リヒャルト

 勝ち目があるかどうかなんて、わかんねぇよ。
 でも、俺は、このまま何もしないで押し流されるのは嫌だ。

[きっぱり、と言い切る声音に迷いはない]

 だから、動く。
 動いて、やれるだけやる。

 呪歌うたを……先達たちが紡いで、俺たちが受け継いできた、想いの結晶を守るために。

 今が、呪歌うたの絶える時だって言うなら……それを、覆すために。

[ここまで言い切った後、ふ、と小さく息を吐いて]

(60) 2020/11/15(Sun) 14:37:56

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