人狼物語−薔薇の下国

497 堕天の服従試験


従属の天使 エレオノーレ

[ 怯えと不安で硬直した身体。
 
 それ故だろうか。
 寝台に横たえる仕草も>>46
 青を撫でる手指の感触も、どこか優しく感じる。

 撫でられるたび、微かな花の香りが漂えば
 漸く、三色菫の存在に気がつき]

 ……好きな、花?

[ 僅かに警戒心を解いたのは
 瞳の端に花の色彩が見えたから。

 花は好き。
 けれど、どの花が好きかと問われれば]
 
 ―――花は、好き
 だけど特別は……ないのです

[ 神が与えたもうた命だから
 それが薔薇であれ、菫であれ全て]

(60) 2018/03/21(Wed) 03:05:42

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