[それから、お礼とお詫びに、と置かれたプリンとお茶>>57に、優しく撫でてきたその手に>>58、どうしようもなく、苦しい気持ちになって]だから、子ども扱いしないでってば![少し大きな声で、叫んでいた。][ペーターは悔しかった。気遣われるばかりの自分が。目の前で優しい人が苦しんでいるのがわかるのに、何もできないことが。そして、その原因の全てがこの島にあるように思えて、ペーターは心の中で呪詛を吐く。](……こんな島、大嫌いだ…)