強くて、…優しくて、 私が、大好きだった《あこがれていた》ジュードが見える、…… よ [腕が、顔の前に上がる。そのまま袖で頬の涙を拭う。ぼろぼろとまた新しく落ちる涙は止めようがなく、声の最後はしゃくり上げる嗚咽に*呑まれた*]