[フレデリカは同行すると決めたようだった>>45。
生きるという選択肢を選んでくれたことに少しだけほっとするが、
それは彼女の言うとおりモルモットに違いなく、死ぬことより辛い日々が待っているかもしれない。
そのことを考えるとまだ若く、これからきっと楽しいこともたくさんあったはずの彼女にこんな選択を迫らなければならない
現実に吐き気を覚えるが、表情を変えないように努めて]
…わかりました。ご協力に感謝します。
[事務的に返す。ファミルは部下の決断をどんな顔で聞いてるのだろう。
その表情を確認することはしなかったけれど、きっと彼もつらい気持ちには変わりない。
これだけの犠牲を払ってしまった今、任務を完遂したことを喜べるわけもなく。]