[玲緒の槍が、巨神の脇腹を裂く。 巨神が反応し、彼女を振り払おうとする隙にもう一撃。 刻まれた傷は深く、数も増えて、『混沌の王』の動きは目に見えて鈍っていた] よし、きっとあと一息だ![皆を奮い立たせるよう叫んで、自身も再び戦鎚を構える。 その時、またしても巨神の動きが変化した]