人狼物語−薔薇の下国

549 月下薔薇


香草農家 オクタヴィア

― 1階/厨房 ―

[サシャのいた寝台に、花を供えてから扉を閉ざし。
 地下室の方はオズワルドへ任せて、向かう先は厨房だった]

[食欲は大してない。
 でも、食べることを放棄するのは、全てを諦めることと同義のように思えた。
 今日も明日も、変わらず生きると示すこと。
 それが自分にとって、一種の矜持であった]

[パンにはルバーブのジャムを添え、スープにはセロリや数種の香草で香りづけを。
 最期になるかもしれない食事を、静まり返った厨房で調えていく*]

(59) 2021/08/06(Fri) 21:17:34

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