夢のようで……夢じゃないかもしれない…ってのは、今こうしているのを鑑みると否定できないかな。
[主に帰った後のあれこれとか。兄の弟子とか。少し思い浮かべながら、夢のように、違う世界へと連れて帰れて、よくわからないまま世界を救う。という題目で戦うことになったこととか。一緒に戦うことになった短い縁の同盟者がいたこととか。
しゃべっていて、乾いた喉を潤すように、いれてくれた珈琲>>+34を一口。こちらにもまた”幸せの味”がする。
今は、どこか懐かしい時を思い出すようで奇妙だ。だが浸っていたいような、そんな気もする。
昔といえば、ジルには自分の酷い過去を見せてしまったし、酷い生きざまも見せてしまったのだ。だから、たまにはいいか。と思えたのかもしれない。]