― 三階・廊下 ― ――べっ!![寝起きで急いでいたためか、三階の階段の終わりというところで何もないのに派手に転ぶ。床に擦り付けてしまった鼻をそのままに、起き上がって駆けつける。ペーターの姿が見えたなら]ペーターさん![と、駆け寄って]大丈………[続く言葉を口にする前に、目の前には緋の惨状>>55]