…………ちゃんと夢視て寝てたよ。 あにぃが物音立てたから起きたんだろ。[尚も視線に心配そうな物を感じたら、不機嫌の表情を固定したまま、兄を追い出しに掛けた] ほら、今まだ夜中なんだろう。 俺、23にもなってあにぃと寝る趣味なんてもうねえからなっ。[しっしっ、なんて邪険そうに手払いの仕草をして。結局、自分はベッドから片腕を動かしたきり、部屋のドアも兄に閉めさせた事だろう]