人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


柊の氷華 ジークムント

 そなたの迷惑など知らぬ。
 理の是非はともかく――王華となるに必要とあらば、私はそれを行うに躊躇はせぬ。

[仕組みそのものに異を唱える者も多く、それを理由に王華の選へ臨まぬ者もあるという。
 しかし、逆に仕組みはどうあれ王華へ上り詰めることを第一とするのが、氷華の在り方であった]

 弱くなくとも、煩わしきものは世に溢れている。
 それらを沈黙させるも、我が望みよ。

[さて、問いを重ねる娘の真意は、答えを得ることとは別にあるのか。
 どうあれ、それを先回りに止めることはせず、ただ淡々と返答する]

(59) 2015/10/03(Sat) 03:10:05

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