― 中庭 ―
それもそう……か。
うん、じゃあ、頼んだよ。
[目が多い方>>51が、というのは確かにその通りなので頷いた。
何せ、精霊術で感知しようにも仔竜に宿る力は多彩すぎて特定できない、という問題があったりするのだ。
虹竜という存在の特性的なものもあるようだが、こういう時は頭が痛い]
うんうん、せっかくのお祭りなんだから。
[両手握り締める様子>>53に微笑ましいものを感じつつ。
まあ、加減は慣れた年長者がしてくれるだろうから。との思考は表には出さなかった]
それじゃあ、ぼくも自分の足で探しに行くとしようか。
屋台の方、頑張ってね。
[場にいる生徒たちにこう呼びかけた後、一礼して。
濃藍のローブの裾を翻して踵を返した。*]