……ともあれ、今日はついたばかりで疲れているだろう?まずは、十分な休息を取ってほしい。きみたち用の部屋を用意してある……恐らく、必要となるものは全て揃っているはずだから、自由に使ってくれて構わないよ。出発の時が来たら、皆を呼ぶから。それまでは、ゆっくりするといい。[一転、笑顔で告げる様子は。外見──十代半ば相応の少年としか見えぬものだった。**]