[恐らくは背に、あの日と同じ虚ろな視線を受け止めるだろう。ディークの、何処か哀しげな、それでいて全てを受け止める眸が。銃口を下ろし、代わりにオズワルドへ顔を近づけ] 蜂の巣にしてやろうと思ったが… 弟に免じて、これで赦してやる。 ――…奪われたものは、奪い返さねば、な。[オズワルドへくちづけ、その唇を抉じ開けるよう舌先を捻り込み。甘く舐め上げ彼の舌を誘い、そして… その舌を、噛み切った。]