― 公国前進拠点・会議室 ―[カレルの死を語るに、名を呼ぶことは結局なかった。ただ。薄い笑みを刷いて補助>>38と返る言葉に、物言いたげに琥珀の相貌が僅か細められる]傍受なあ…そいつのことは知らんと思いたいが。向こうもピリピリしているということか。分かった。レイヴンウッド情報官についても──…何かあれば報告を。[報告の最後、危ないとの単語に眉をひそめた>>39けれど少ない情報では今これ以上のことはなく、ただもどかしさに口を噤むだけのことになる]