(あ、れ……?)[少年の手>>51が触れて、ぱちんと視界が弾ける。何もかもぼんやりしているのに、白い髪も赤い瞳も、見覚えがある気がして。腹部を真っ赤に染めたワンピースの少女がふわふわと姿をあらわす] ……あなた、だぁれ? なんだか知ってる気がするわ。 あなた、私の御迎えにきたの…?[かつては死神のように言っていたのに、死んでしまえばずっと近しく感じられる。厨房では、惨劇が繰り広げられていて、思わずびくりと肩を震わせる]