……着任挨拶は後回しだ。 火矢部隊、俺の次の攻撃術を基点に、遠慮なく火の雨落としてやれ![投げた指示は、それだけ。突入させたウルフライダーは、まだ引かせない。ぎりぎりまでそこに置く事で、向こうの動きを制限するのが、その狙い] ……さて。 そろそろ、本気出して行くかねぇ……。[小さく呟き、新たな紅を落とす。肩の真白がふる、と身を震わせるのは、知らぬふりで。*]