― 拠点前 ―[夕刻も近く、直接森に出向くには危険な頃合い。 空を征く妖魔らへも手出しする手段はなく、動きあぐねていた所に、玄武神の足音が近付いた。 傍には共に帰還を果たしていたウルズも控えているか] はっ、はい![気を借りると口にした玄武神>>28。 ウルズ>>46に倣うように、自身も膝をついて、金気の結晶たる宝剣を抜く。 七星剣の一閃を眺めていれば霧の白蛇が土気を受け、更に自身の金気を受け取って、相生により水気を高めるのを間近に見ることとなった>>29>>30]