― サクソー川/橋の北側 ―[紅が散るには間に合わぬものの、掲げた白刃は、戦友の命奪われるを押し止めるには間に合って。は、と一つ、息が落ちる] ……おう。 貸し、一つ、な。 後で、ちゃんと返せよ?[恩に着る、という声>>41に軽い口調で返す。実際には、重量を支えるのでぎりぎり、余裕は余りないのだが]