だ、大丈夫か…?[腰をさすりながら、ひっくり返った青年とその上に乗るスコルに近寄る。ガクガクと軽く膝が笑っている辺り、立つのだけに余程、必死なのだろう。余裕そうな顔で、顔を振るスコル>>55の頭を撫でながら、今にも腰を抜かしてしまいそうである。]しかし、そのように乗っていては、こやつもいい迷惑であろうが。[ひょいっとスコルの襟首を掴んで持ち上げると、ぱっと床から数センチの所で手を離した。**]