人狼物語−薔薇の下国

479 月夜に吼える獣の宴


刃隠術 アイリ

………、他に閉じ込められた人がまだ、いるはず。
とりあえず、探そう。
向こうから仕掛けてくるならやるまでだし、そうじゃなかったら―――

[ふいに言葉を止めて辺りを見回す。
そう遠くない場所から視線を感じた気がして。
視界にとらえたのは、この場に似つかわしくないとも言える、小さな獣の影。>>36]

………。

[その存在からは先程一刀両断された蚯蚓のクリーチャーのような、
殺気立つ感覚がない。ただ、見つめているだけとも言えるような]

(58) 2017/04/30(Sun) 00:32:15

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby