―朝食後―[皆と共に片付けを終えた後。一人になればローゼンハイムの言葉に覚えた不安がいや増し、思わずレトの姿を探す。朝食が終わる時間になってもシェイの姿が見えなかったことも背中を押しているだろう。] レトさん、せめて噂が嘘だとわかるまでは一緒に行動しませんか?[せめて、彼が無事であることを確かめていたかった、何かあった時に盾になりたいが故の言葉であったが。結局レトに背を向けられてしまう。悄然としながら森へと足を向け、宛もなくさ迷った。]