[差し出した手に重なる温度はなく。苦笑浮かべる様>>51にまたあしらわれたと悟る。] 感謝と共にエスコートも受け取ってくれて構わないのに。 そういう奥ゆかしさもまた可愛いけれど。[これから訓練を行う相手にまた軽口を重ね] ――…ああ、いずれ必要になるだろうし そういった立ち振る舞いも訓練に組み込もうか。[セルウィンの両親を思えば、同じようにもてなしエスコートする側になる未来もそう遠くはないように考えられて。微かな寂しさを覚えながらも顔に出さず空のままの手を下ろした。*]