お、あれは…[再び飛び立ち周囲を見回していると、塔の窓辺に人影>>56。面倒そうな奴なら通り過ぎればいいか、そう思って窓辺へと一直線に近寄っていく。あそこは好かない場所なのに、何故か向かいたくなったのはカードの所為なのだろう。そこまで気付きはしないが。ぐんぐん近付く塔、従って判明した影の主、それは一度も飛んでいる所を見た事がない少女で。] よっ、何してんだ?こんなとこで。[検診ぐらいしか用の思い付けない場所で佇むのを不思議に思い尋ねつつ、翼をばさりと開いて舞い降りた。]