いよっ、と。[狼の群れが散り、危険がなくなった、と判断すると木の枝から地面へと降りる。弓は身体に引っかけて、木から釣り下がる人へとゆっくりと近づいて] ……やっぱり、ひとだ。[惚けた呟きを漏らした後、ふる、と首を横に振り] え、と。 ……無事?[にはとても見えないが、とりあえずはそう、呼びかけてみた。**]