―古城/茶会の間―["音"を頼りに、一段と賑やかな方へやって来てみたのだが] ……おや。[その主は、思いも寄らぬ場所に居た――。帽子のつばを押さえつつ、天井を見上げ空色の瞳が相手の姿>>17を捉える。しゃらりと鎖を携えながらも、高雅に見えるふるまいで。貴族とも道化ともつかぬその様子に、目を奪われた] お兄さん。ご一緒しても、良いですか? お望みでしたら、もっと美味しい御茶を淹れましょう。[微笑を湛えたまま、頭上へ向かって声を掛ける**]