人狼物語−薔薇の下国

124 【TMMI】バベルの大図書館


翻訳者 ドロシー

…もう、気付いてるでしょ?にいさま。

[トトは第二閲覧室に置いてきた。汚れちゃいけないから。
微笑みながら、わたしは彼に抱きついた。

そして彼の腹部へと、鋏を突き立てる。]

…ほんの数日だけど、なんだかたのしかったわ。
ほんとうの兄妹みたいに過ごせて、ね。

[じわり、じわりと血が滴っていく。]

忘れようとしたの。
ウェルにいさまが代わりにいるならもういいんだって、そう思おうとしたの。

[突き立てた鋏をさらに捻じ込んでいく。]

…でも、だめだった。
あなたでは、カークおにいさまの代わりに、ならないの。

(57) 2014/01/29(Wed) 19:43:14 (bluesheep)

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