もしそうなら…今、その片割れを、誰が持っているか―――。[双眸を笑みの形に細めて]まァ、なかなか面白いことになりそうだよねェ。つーことで。[通信石を手にしたヴィンセントの肩を、ぽんと叩く]ラウエンブルク大佐への報告、よろしくな。俺が言うとさ、ほら、此処に不法侵入したのがバレちゃうし。[これ幸いと、報告ごとを相手に押し付けたのだった*]