>>51
[オズワルドがそっとローズマリーの傍の本を手に取る。
本来であれば拒むべきなのかもしれないが、彼女の顔を見つめる彼の目を見れば、何も言う事ができなかった。
だが、その本を手に彼は何処へ行くのだというのか。
もう誰も危険な目には遭ってほしくない、自棄になっているのでは、とすら思ってしまうと]
オズワルド。
[立ち去ろうとする彼に声をかける、もし彼が呼び止められればそのまま言葉を続け。]
……これを持って行ってくれ。
使い方は問わない。好きに使うといい。
[そう言えば懐から所持した傷薬の半分ーつまり傷薬4つーを彼に差し出した。もしも彼が受け取る意志を見せれば手渡し、それは拒めばそのまま自分の懐に戻すだろう。
そしてその後、部屋の外で待機しているであろうフレデリカに声をかけた。>>42 返事はあっただろうか。それとも彼女は近くにはいなかっただろうか。]*