ユーリエさんは……人狼、だった、よ……。 それも、強い……呪いみたいな力を感じた。 覗き込もうとする人の、命を奪おうとしてしまうくらいの。 でも……[彼女は人狼だった。けれど結果がそうであっただけ。 確信があって、戦っていたわけではなかった。 対話の余地はあったのでは、とどうしても考えてしまう。 そう、確かに“悪い人”ではなかったように思う。 ただ、彼女の考え方に同調できず、話を続けられる自信が無くなってしまった。]