― 王宮内・廊下 ―[確かにあれは後光が差しそう……なんて、酷い事をちらりと考えつつ。眼下でかわされるやり取りに、逆さまのまま腕を組んだ]……大元さんが自分で作った道に落ちた可能性、否定できなくなってきたわねぇ。[こちらを見やるロスリン>>56に返して、緩く肩を竦める]取りあえず、あとは黒いこにも話を聞いてみないと、だわね。力の流れとか、そういうものには一番敏いはずだから。[なんて呟いた、その直後。遠くない所から響いてきた、妙に必死な猫の鳴き声に、んん? と首を傾げた。*]