ー 第2エリア ソマリと ―
[それは、いつのことだっただろうか。
ローと話していたときかもしれないし話す前かもしれない、もしくは別れた後だったかもしれない。
第2エリアで、淡い金髪の髪色>>14 を視界に入れて、……思わず二度見した。]
え?
ソマリ、逃げ遅れちゃったの?
[思わずそう呟く。
割と要領のいいタイプかと思っていたが……そうだった、異星への出向を言い渡されたり>>0:12、そうかと思えば総会だからって呼び戻されたり>>0:13と、思ったほど良くはなかったか。
いや、要領よく動いてくれるから重宝されて、最終的に面倒なことを抱え込んでしまうタイプだこれは、と……そんな失礼なことを考える。
相手がこちらに気付くようならば。]
災難だったわね……(色々と。)
[肩を叩いたりなんかして、労っておこう。
当然、自分の事は棚に上げる。
だって、……降りるつもりなんてなかったもの。
それを見透かされている>>14 とは、知る由もない。**]