[寺脇が躊躇を見せれば口端を上げる。>>50]
…そう?
手が震えていたみたいだから、酔いが回ったのかと。
[隠したがる所作を突つくのは少し意地が悪かっただろうか。
口にしてしまった後でそんなことを考える。
次の酒を勧められたなら、そこで言葉を括り、同意するように頷きを一つ。]
色々試すのも悪くないけれど、
合わないのなら、いつも通りのほうがいいかもしれないね。
俺はジンライムにします。
[アヴェとの会話が始まれば>>51、言葉を潜めて代わりにウェイターに差水を、と囁くように告げた。
差水が届いたなら、そっと寺脇の前に言葉もなく差し出す。*]