― 『神魔の領域』外周の森 ― あぁん。 いっちゃった。[耳知識から予想したよりも早く、姿が森に紛れてしまった>>32ことに肩を落とす。 鼻を掠めていた血の匂いが少しだけ気になったが] ま、いっか。[追い縋ることはなく、のんびりと森の奥へ戻り始めた]